技術職を学び、海外で経験を積む
プランゼーグループでは、ロイテ事業所の研修生のうち、特に優れた業績を上げ、積極性を示した人に対して、同社の世界各地の拠点の 1 つで 6 週間働き、現地の文化を体験する機会を提供しています。このプログラムで、機械加工技術の 4 年目の研修生であるオラフ・ジルクさんとブラク・アルカさんの夢が昨年夏、実現しました。昨年の夏、2 人はプランゼーUSAで働き、アメリカ東海岸に近いフランクリンでの生活を送りました。
06/02/2025
昨年の夏、ロイテのトレーニングセンターから二人の研修生が、6 週間にわたりアメリカで働き、生活を共にしました。
プランゼーグループでは、ロイテ事業所の研修生のうち、特に優れた業績を上げ、積極性を示した人に対して、同社の世界各地の拠点の 1 つで 6 週間働き、現地の文化を体験する機会を提供しています。このプログラムで、機械加工技術の 4 年目の研修生であるオラフ・ジルクさんとブラク・アルカさんの夢が昨年夏、実現しました。昨年の夏、2 人はプランゼーUSAで働き、アメリカ東海岸に近いフランクリンでの生活を送りました。
プランゼーグループの世界各地の拠点では、タングステンやモリブデンといった金属を使用し、ハイテク分野向けの部品や工具を製造しています。プランゼー USA は、北米市場におけるプランゼーグループの技術拠点です。同社は、クリーンルームでの加工・組み立てを専門とし、炉構造、航空宇宙産業、半導体産業など、さまざまな分野向けの複雑な部品を製造しています。オラフさんとブラクさんは、現地の生産チームに加わり、フライス盤やコンピューター数値制御旋盤を使った作業を経験し、さらに現地のトレーニングセンターの様子も見学しました。特にこの研修で 2 人の英語力が向上したことも大きな成果でした。「作業中に直接、専門用語を学ぶことができました」とブラクさんは話します。
また、2 人は滞在中、アメリカ各地を一緒に巡る時間も楽しみ、近隣のボストンやナイアガラの滝、ニューヨークなどを訪れ、多くの思い出を持ち帰りました。「現地の同僚たちもとても親切で、僕たちのことやオーストリアでの普段の仕事にも興味を持ってくれました。仕事の後には、よく一緒にロードアイランドの近くのビーチに行ったりもしました」とオラフさんは話します。
ロイテのプランゼー グループの研修生は、工場だけでなく、社内職業学校を含む最新鋭のトレーニングセンターでも研修を受けます。研修修了後は、優れたスキルを持つ若手として、チロルをはじめ世界中の拠点で活躍するチャンスが広がっています。