アルミ鋳造用インサート:タングステンVS鋼

鋳造業では一般に、アルミ部品の鋳造に鋼材の金型を使用しています。メーカーは他社に負けないためにサイクルタイムの短縮に努めます。そこで鋼材の特性が限界に達し、タングステンの出番が来ました。

The presentation awoke great interest in our products made of Densimet® and Johannes Schröder and William Appleby were happy to welcome many visitors at our booth.

プランゼーの材料科学者たちはX37CrMoV5-1型熱間加工用工具鋼(DIN 1.2343/ASTM)とタングステン合金Densimet ®の特性を調べました。タングステン合金はその耐食性と熱伝導性の高さで勝っています。

熱伝導率

 

タングステン合金の熱伝導性は鋼材より高く、500 ℃までの温度で安定しています。この優れた放熱性が鋳造サイクルの短縮を可能します。

さらに、熱応力や熱による亀裂、歪曲のリスクも低下します。 だからDensimet®は鋼材より寿命が長くなるのです。

もうひとつの長所:急速に放熱すると、鋳物の微細構造が格段に細かくなり、機械的特性も向上します。不良品が少なくなり、お客様にも高強度で空孔の少ない理想的な特性を持った鋳造部品をお届けできます。

耐食性

 

Densimet®製金型インサートは、とくに物理的摩耗や化学的腐食に対する耐性に優れています。従来の金型インサートやコアは、とくにアルミを高速で注入するときに摩耗を受けやすくなります。タングステンは溶融アルミと反応しないので、Densimet®は鋼製インサートより4倍も長く使うことができます。

詳細な研究結果は、Rafael CuryとLaurent Dartusの論文「ダイカストアプリケーションにおけるタングステンヘビーアロイの特性と改善の可能性(Properties and possible improvement of Tungsten Heavy Alloys for Die Casting Application)」に発表されています。9月に米国ミルウォーキーで開かれた北米ダイカスト協会(NADCA)の「ダイカスト会議&展示会」では、共著者のJohannes Schröderがその研究結果のプレゼンテーションを行いました。

プランゼーは、金型インサート、冷却ピン、スプルーブシュなど、お客様のご要望に合わせたDensimet® タングステン合金製品をお届けします。Densimet®は、タングステンとニッケル、鉄(Densimet® D185)またはモリブデン、ニッケル、鉄(Densimet® D2M)の合金添加物でできています。皆様の材料選択にプランゼーのエキスパートが喜んでアドバイスをいたします。 詳しい情報および皆様のご連絡窓口はこちらから。