ドイツのEU PVSECではぜひプランゼーのコーティングチームのブースにお立ち寄りください!

薄膜太陽電池で使用されるモリブデン層を改善するため、当社は2種類の非常に特殊な合金を開発しました。つまり、精密なナトリウム添加(ドープ)用のMoNaと高耐食性のMoTaです。Christoph Adelhelm博士が両材料をEU PVSECで紹介します。

モリブデンは、ガラスに対する粘着力に優れ導電率も高いため、CIGS背面電極として使用されています。モリブデンスパッタターゲットの大手メーカーとして、プランゼーは2種類の新しいモリブデン合金を提供することができます。モリブデン-ナトリウム(MoNa)とモリブデン-タンタル(MoTa)がそれです。

効率の改善目標

 

CIGS吸収体に少量のナトリウムを添加すると、太陽電池の効率が向上します。ガラス系のCIGSモジュールの場合には、通常、ソーダ石灰ガラスがナトリウム源としても機能します。この生産工程では、ガラス中のナトリウムがモリブデン背面電極を通って光吸収層に拡散します。残念ながら、この工程は制御するのが簡単ではなく、ナトリウムが不規則に分配されることも多くなります。ナトリウム添加モリブデン(MoNa)製のスパッタターゲットが使いやすい代替品となります。薄いMoNa層をモリブデン背面電極の上または下にスパッタします。すると、このMoNa層がCIGS吸収体が形成されるにつれて生じるナトリウムの徐放を担います。吸収体のナトリウムの濃度は、層の厚さを変えることによって精密に調整することができます。

防食

 

モリブデンは、腐食性雰囲気内に置かれると酸化することがあります。それゆえ、プランゼーはモリブデンタンタル製ターゲットを開発しました。この材料の優れた耐食性は数々の試験で実証されています。

結果は近日発表

 

9月24日から28日までフランクフルトで開催されるEU PVSECにご来場のうえ、プランゼーチームにお問い合わせください。プランゼーのブースはホール3.0、F29にあります。モリブデン、MoTa、MoNaのほか、プランゼーはこの見本市の機会を利用して、CIGS光吸収層用のコーティング材料および拡散隔膜生産用のクロムターゲットも展示します。

EU PVSECの会期中に開催されるPV生産フォーラム(PV Production Forum)では、プランゼーのソーラー(Solar)アプリケーショングループマネージャーのChristoph Adelhelm博士が来場者にCIGS層用の新材料について詳しく説明します。同氏の挨拶は、9月26日の午後3時40分から4時00分まで、ホール4で行われます。 また、EMPAも2012年9月26日午後2時30分に開催されるEU PVSECコンファレンスにおいて、CIGSのMoNa層の効果に関する最新の研究成果を紹介します。

同見本市および講演プログラムの詳細については、http://www.photovoltaic-conference.comをご覧ください。

詳しくは、プランゼーの薄膜太陽電池用スパッタターゲットのページをご覧ください。