ハノーバーメッセでプランゼーがConvion、Fraunhofer IKTSと新型SOFCを展示

プランゼーも、Convionも、Fraunhofer IKTSも、目指すのは同じ ― クリーンで、確実で、経済的な未来の電力源SOFC(固体酸化物型燃料電池)技術のブレークスルーです。インターコネクタから、簡単組み立てスタック、そしてSOFCシステムまで、3社が2015年4月13~17日の今年のハノーバーメッセでその製品とサービスを紹介します。 3社の製品とサービスが揃った今年のハノーバーメッセは2015年4月13~17日開催です。

Convion C50 SOFCシステム
2015年2月、フィンランドのConvionはドイツのFraunhofer IKTSが製造した新しいMK351スタックを用いて、きわめて革新的なコジェネレーションシステムの運転を開始しました。「Convion C50 SOFCシステムは天然ガスかバイオガスで運転できます。公称出力58kW、電気効率53%、システム全体のエネルギー効率は85%を超えます」ConvionのCEO、Erkko Fontellはそう説明します。CO2排出量は少なく、燃料ガス次第ではゼロにもできます。C50は屋外設置にも屋内設置にも適していて、環水接続の必要もありません。電力会社の送電網との並行運転でも、アイランドモードでも、停電時になくてはならない電力を確保します。モジュール式のC50電池ユニットは並列構成にして出力を大きくすることができます。製品の製造は順調に終了し、正味出力20kWで検証が始まっています。

Convionは現在、この新製品を商品化し、興味を持ってくださった企業と協力して市場に出し、分散発電の未来を示そうとしています。

MK351スタックはFraunhofer IKTSから
MK351スタックの設計はFraunhofer IKTSとプランゼーの共同開発です。部品数が大幅に削減されており、シンプルで自動化された組み立てが可能です。どの部品もすべて高温、システムサイクル、温度サイクルに耐えられます。部品が相互に完璧にマッチングしているので、セルに求められている高出力密度、および必要なレベルのサイクル安定性が得られます。現在のところ、ホットボックスに組み込まれたスタックの性能低下は1000時間に0.7%未満です。「この値は運転時間が1万8000時間を超える長期試験を始め、何度かの実験で確認されています」Fraunhofer IKTSのMihails Kusnezoff材料・部品部長はそう力をこめます。

Fraunhofer IKTSとプランゼーは、興味を持ってくださった企業がこのスタックの商業生産を始められるよう、MK351のスタック設計の最新の背景技術のライセンスとIPを提供します。

CFYインターコネクタはプランゼーから
CFYは重量比5%の鉄と微量のイットリウムを含むクロム合金です。CFY合金の物理的特性は、高温の燃料電池に最適です。 熱膨張係数は、完全に安定化した酸化ジルコニウムをベースにした高性能電解質、たとえば10ScSZや8YSZなどに合わせています。「プランゼーのCFYインターコネクタは、高度な自動化と高い材料収量によって生産コストを大幅に削減する、スケーラブルで費用対効果の高い粉末冶金ネットシェイプ法で生産しています」プランゼーのイノベーションサービス長を務めるLorez Sigl博士はそう説明します。


MK351インターコネクタのほかにも、プランゼーは世界中のお客様のパイロット/生産ライン用に数種類のCFYインターコネクタの設計を開発しています。もっと詳しい情報はプランゼーのチームが喜んでお伝えいたします。

 

今年のハノーバーメッセでは、ホール27のConvion、Fraunhofer IKTS、プランゼーへ

Convion Ltd.ブース:C54
Fraunhofer IKTS ブース:C55
プランゼーSEブース:C71