プランゼーグループの売上増大

プランゼーグループが2015年2月28日決算の2014/15会計年度に連結売上高を12億6000万ユーロまで伸ばしました。

Dr. Michael Schwarzkopf bei der Bilanzpressekonferenz in Reutte

「営業レベルでは、売上を5%伸ばすことができました。販売価格は安定していましたが、販売量が新記録を達成しました」オーストリアのロイテ本社で開かれた毎年恒例の記者会見でプランゼーグループのMichael Schwarzkopf取締役会会長はそう語りました。

グループの売上の半分以上は、機械エンジニアリング、自動車、消費者向け電子製品の3部門によるものです。「欧州では、自動車、航空宇宙産業からの需要が予想以上でした」会長の話。アジアでは、プランゼーグループは消費者向け電子製品産業用製品のシェアを拡大しました。

地域別の売上比率は前年と変わりませんでした(欧州49%、米大陸28%、アジア23%)。

初めて、開発後5年以内の新しい製品の売上高が34%に達しました。「研究開発への持続可能な投資の結果です」Schwarzkopf会長はそう語りました。グループ全体で6000万ユーロ(売上高の5%)を超える資金がイノベーションプロジェクトに投入されてきました。

工具事業のさらなる拡大
超硬合金部門のCERATIZITは最近、従業員120名のドイツの工具メーカーKlenkを買収しました。CERATIZITは前年にも米国の工具メーカーPromax Toolsを買収し、ドイツの工具メーカーGünther Wirthの株式の過半数を取得しています。会長の話。 「だから、急拡大するカーバイド工具市場における市場ポジションが強化されていて、徐々にオールラウンドのサプライヤーになろうとしています。」

リサイクルのトレンドもフォロー
最近発表したフィンランド企業Tikomet Oyの買収により、プランゼーグループのGTP部門はリサイクルタングステンの粉末の製品ポートフォリオも強化しました。JyväskyläにあるTikometは従業員40名の亜鉛再生超硬金属粉末のトップメーカーの一つです。

これらの買収により、精鉱処理から顧客特定の部品にいたるまで、ハイテク材料のモリブデンやタングステンの市場で優位に立つというプランゼーグループの戦略の足場ができました。

1億8000万ユーロを投資
昨会計年度中、プランゼーグループは1億8000万ユーロの投資を行いました。この中には、企業買収、インドと韓国における新しい生産拠点、オーストリアとルクセンブルクの生産力増強への投資、製品およびプロセスイノベーションのための支出などが含まれています。

自己資本の強化

好調な収益により、プランゼーは自己資本もさらに強化することができました。「自己資本が11億ユーロを大きく超えたことにより、経済的に見通すのが難しい未来にも自信を持って向き合うことができます」会長の話。

売上高24億ユーロの産業ポートフォリオ
この10年間で、プランゼーグループは産業ポートフォリオを大幅に拡大しました。10年前には、グループ全事業の売上高が9億ユーロでしたが、昨会計年度には、この数字が24億ユーロまで増えました。世界全体で、全関連企業の従業員数も前年より400名増えて1万1800名に達しました。オーストリアでは、社員が100名増えて2300名に達しました。

今後の展望
当会計年度には、プランゼーグループは事業開発を安定した状態に保ち、おおむねプラスの方向へ向けていくつもりです。「残念ながら、今年も本当にダイナミックな景気回復は見られないでしょう」会長の話。「だから、内部の事業プロセスの改善に焦点を絞り、世界の生産ネットワークの最適化や企業買収を行い、さらに世界の市場における市場ポジションの強化を図っていくつもりです」