新たな事業年度の良好な駆け出し

Ceratizitの株式を過半数取得し、グループのポートフォリオを再編したことで、プランゼーグループは同社の100年の歴史において優れた位置付けを確立したと考えています。ちょうど「100周年」のタイミングで、プランゼーは同社の歴史に新たな章を刻むことになりました。2020年/2021年の事業年度では、主要産業からの需要が軟化したため、売り上げが6 %低下しました。

Plansee Groupの役員:Mag. Karlheinz Wex とDr. Wolfgang Köck

「当社はコロナウイルスのパンデミックという、設立以来最大の危機の1つを無事乗り越えました。同時に、設立100年の今年、Ceratizitの過半数株式の取得というグループのさらなる発展において素晴らしい機会に恵まれました」と、プランゼーグループの取締役会でスポークスマンを務めるKarlheinz Wex氏は、ロイテの年次プレスカンファレンスで述べました。

 

228日までプランゼーグループは硬質金属会社Ceratizit50 パーセントの株式を保有していましたが、過半数の取得により、現在は同社の経営に全責任を負う立場になりました。「当社はグループ全体を再編成することで、これに対応しました。二重構造を一掃して意思決定ルートを非常にシンプルにしました。従業員は強い意思をもってこのルートに従っています。当社では、これにより市場参入度が向上し、マーケットシェアが増加すると期待しています」と、Wex氏は述べています。  

非常に困難だった事業年度の後で、こうした楽観的な見通しができる理由には、年始からの景気回復もあります。自動車、機械エンジニアリングおよび航空業界などが経済状況により軟化したものの、プランゼーでは、半導体業界、消費者家電および医療技術からの受注が増加しました。販売額は9%低下しました。しかしながら、より高価値の製品を組み合わせたことで、平均販売価格が昨年よりも増加しました。これにより全体的な販売額は13.8億ユーロから12.9億ユーロへと6%減少しました。

 

成功の鍵となるイノベーション 

新製品のシェアは36パーセントとなり、これは昨年比5パーセンテージポイントの増加です。「現在の市場環境は厳しく、確立した製品は需要の低下による価格圧力を経験しています。これについて、ユニークなセールスポイントを持ち、需要が増加しているイノベーティブな新製品で対応しました」と、取締役会のメンバーであるWolfgang Köck博士が述べています。これにおいて、プランゼーグループは昨年研究開発に610億ユーロを投資しました。プランゼーグループの長期的な目標は新製品の製品シェアを販売合計の30パーセントにまで成長させることです。この数値は、5年未満の製品の販売量を反映します。 

プランゼーの投資は継続して実施されています。現在、ケンプテンに新たな物流センター、そしてブライテンヴァングに硬質金属の新たな製造施設、そして耐火金属用の新たな焼結プラントをそれぞれ建設しています。上海にある消費者家電用のプラントと機械設備も大幅に拡大されました。「昨年度も、当社の主な投資を継続しました」とWolfgang Köck博士は述べています。プランゼーグループでは、ビル、インフラ、機器および合併&買収に合計153万ユーロ投資しました。自己資本比率は堅実なままです。6163パーセントまで増加し、新たな高みに達しました。

 

将来への準備は万全 

2月に発表されたCeratizit社の過半数株式取得は、独占禁止法当局により承認されました。つまり、プランゼーグループは貸借対照表にCeratizitの全売上を連結決済できます。また市場からのさらなる追い風もあります。新たな事業年度が始まって数か月の間に、プランゼーグループは新規受注額が大幅に増加しました。

 

業界ポートフォリオ 

プランゼーグループの業界ポートフォリオには20パーセント以上の保有高が含まれています。ポートフォリオにおける販売額は昨年低下しました。保有企業の売上は2020/21事業年度に25.5億ユーロに達しました。従業員数はほぼ一定しています。プランゼーグループの全世界における従業員数は、2021228日現在13,436名で、うち2,356名がオーストリアにいます。

 

会社のこれまでの歴史 

「同社の創設者Paul Schwarzkopfは、わずかな照明製品と15名の従業員と共にロイテで事業を開始しました」と、Karlheinz Wex氏はプランゼーグループの設立当初を振り返りました。これらの数製品が過去100年で75,000製品以上にまで成長しました。「そしてここAußerfern地方でたった15名だった粉末冶金パイオニアから、現在では世界中で13,500名にまで増加しました」とWex氏は述べています。「100年前、プランゼーグループは電球用のタングステンワイヤで成功し、現在当社の最も大きな成功要因となっているのは半導体業界です。当社は、想像を超えるパワフルなマイクロチップの生産をサポートしています」とKarlheinz Wex氏は続けます。数十年にわたって、時には市場と用途が大きく変化しましたが、プランゼーグループの焦点は常に同じままです。それはモリブデンとタングステン素材の粉末冶金加工です。プランゼーグループのあらゆる浮き沈みを含めた歴史は記念刊行物に掲載されており、www.plansee.com/100から入手可能です。また、このサイトでは20分間のビデオも視聴でき、歴史とフィーチャーを織り交ぜた映画でグループの歴史を振り返ります。

 

 

重要な数値の概要(*連結)

 

 

 

2019/20

 

2020/21

 

売上*

 

13.8億ユーロ

 

12.9億ユーロ

 

販売ポートフォリオ

 

28.8億ユーロ

 

25.5億ユーロ

 

ブライテンヴァング/ロイテの生産販売

 

63500万ユーロ

 

6600万ユーロ

 

従業員数*

 

7.606

 

7.535

 

オーストリアの従業員数

 

2.368

 

2.356

 

従業員ポートフォリオ

 

13.796

 

 

13.436

 

投資額

 

2600万ユーロ

 

15300万ユーロ

 

研究開発費

 

680万ユーロ

 

610万ユーロ

 

新製品のシェア

 

31パーセント

 

36パーセント

 

自己資本比率

 

61パーセント

 

63パーセント

 

リサイクル率

 

 

74パーセント

 

83,4パーセント

 

 

 

プランぜーグループについて

 

Plansee High Performance MaterialsおよびCeratizitの事業領域とMolymetの出資により、プランゼーグループは世界をリードする粉末冶金会社の1つとなっています。  プランゼーグループは、モリブデンとタングステン素材で製造された製品に特化しており、1つの濃縮物からカスタマイズしたツールや構成部品まで、バリューチェーン全体を網羅しています。 このポートフォリオには75,000以上の異なる製品とツールが含まれています。プランゼーグループは、スマートフォンなどの日常的に使用するハイテク装置の生産、ならびにモビリティ、エネルギー供給および産業生産への持続可能で効率的なソリューションを実現しています。 2020/21年度、プランゼーグループは7,535人の従業員により連結売上高12.9億ユーロを達成しました。 プランゼーグループのポートフォリオ(20パーセント以上の株式保有高も追加)は13,436名の従業員により売上高25.5億ユーロを達成しました。 事業年度は2月末日で終了します。