Plansee Powertech: 新施設の開所式

Plansee Powertech AG(スイスSeon)は最近、新しく建設された施設の開所式を行いました。政府高官であるUrs Hofmann博士やAargau経済内務局の代表などが出席しました。

2018年12月17日の従業員との開所式の様子

Plansee Powertech AGの代表取締役であるFrank Müllerは、歓迎の挨拶の中で次のように述べています。「将来的にエネルギーの供給方法は変わるでしょう。つまり、大きな発電所が減少し、分散型エネルギー生産者が増えます。送配電部門のために安全な部品を製造する業者として、当社はエネルギー政策の変更に備えなければなりません」同社にとって新しい施設は、柔軟で競争力があり、高度に自動化された生産のための条件となり、より多くの製造能力も提供します。

施設見学では、プランゼーの高精度部品の製造方法、すなわち金属粉末をプレスして高温で焼結(圧縮)する工程の実態を見ることができました。最先端の溶接技術を使用して、さまざまな部品が接合され、簡単に組み込める部品が形成され、その後仕上げ加工工程へと送られます。

新施設の開所式典で、Frank Müller は次のようにコメントしました。「この新しいホールは、高賃金地域であるSeonを競争力のあるものにするための当社の努力の集大成です」2000年代初頭に、同社は中国からの競争と強いフランの影響によるプレッシャーを受けました。「ヨーロッパにおける統合の波を受けて、西欧のスイッチ接点サプライヤは今や当社だけとなり、過去20年間で当社の生産量は5倍になりました」と、Müllerは付け加えました。Müllerは、拡大された製造スペースが新たな雇用を生み出すことについては示唆しませんでした。「しかしながら、従業員のスキルと専門知識に対する要件は高まるでしょう」と、Müllerは述べています。今後数年間で、生産工程はさらに自動化されるでしょう。製造データの詳細な分析により、プロセス改善のためのアイデアが生まれるのではないかという期待が持たれています。さらに、毎年生産される約50万個の各部品を一意に識別することにより、それぞれの単一製品のシームレスなトレーサビリティが確実になることも想定されています。

Plansee Powertechは、1960年にElektrometall AGとしてSeon(Aargau州)に設立されました。同社は、タングステン - 銅、銅 - クロム、炭化タングステン - 銀を材料とするスイッチ接点を製造しています。Seonで製造された部品は、電力会社の変電所や配電所において世界中で使用されており、安全な電力供給を確保しています。Plansee Powertechは1983年に、オーストリアのロイテに本社のある国際的なプランゼーグループの一員となりました。同社の製品は、その95%が輸出されています。Seonの拠点には約100人の従業員がいます。