20/06/2024
EcoVadisはCERATIZITに持続可能性評価「シルバー」を授与し、プランゼーは「ゴールド」評価を受けました。企業持続可能性評価で世界最大かつ最も信頼性の高い同社から、これらの2社の一貫した持続可能性戦略が認められました。2社にとって、この認定は今後のさらなる取り組みへの励みとなります。
プランゼーグループの一員として、両社はリフラクトリーメタルおよび超硬合金の生産チェーンで重要な役割りを担っています。これらの製品は産業および社会で不可欠な役割りを果たしますが、製造工程で大量の電力を消費するため、課題があります。CERATIZITは、この責任を認識し、同社の持続可能性目標を可能な限り迅速に実現するため、積極的に取り組んでいます。
CERATIZITの最も重要な目標の1つは、排出量を35%削減することで、2025年までにカーボンニュートラルを実現することです。2040年までに、排出量を90%からネットゼロまで削減することにより、温室効果ガス削減に対する非常に厳格な目標を達成します。プランゼーは2030年までにカーボンニュートラル、2050年までにクライメイトニュートラルを目指しています。
CERATIZITとプランゼーでは。生産に水素を必要とします。現在まで、ロイテの主要サイトの水素は、天然ガスから生産されており、これは同サイトの50 パーセントのCO2を排出量を占めます。両社は現在、生産サイトに水素発生装置の導入を行っており、2025年から生産設備で必要な水素量の半分をカバーできるようになります。
この水素発生装置に必要な電力はすべて再生可能なソースから供給されます。2025年までに、CERATIZITとプランゼーはロイテ生産サイトでの水素生成から発生する地域の排出量を半減でき、2030年までにすべての水素生成をCO2フリーにします。
CERATIZITの取締役会でスポークスマンを務めるAndreas Lacknerは、「EcoVadisのシルバー認定により、持続可能性に対する当社の意欲的な取り組みが正しい方向に向かっていることを確認することができました。カーボンおよびネットクライメイトニュートラル実現への取り組みに加え、当社では環境、職業、健康および安全に関する問題とHRイニシアチブに注力し、より魅力的な雇用主となるように努力しています。この評価により、当社の進捗が認められたことを嬉しく思っています」と述べています。
プランゼーの取締役、Andreas Feichtingerは、「当社の主要サイトにおける水素生成の段階的切り替えなどの措置により、持続可能性戦略に当社が真剣に取り組んでいることを証明できました。EcoVadisの評価はこの証明であり、当社の重要なマイルストンです。しかしながら、当社の革新的な強みを活かし、お客様がより持続可能性を高め、このジャーニーを共に歩めるようにサポートしていきたいと思っています」とコメントしています。