W-NS線は、AKSドープ(AKS=アルミニウム‐カリウムシリケート)です。公称含有量65μg/gのカリウムと特殊な熱機械的プロセスにより、細長い歯付きの積層型の微細構造を実現しています。厚さ0.24mmのW-NSワイヤーの再結晶温度は、2,100℃から始まり、2,300℃で100%に達します。そのため、寸法安定性が高く、特に延性と耐高温クリープ性に優れています(左下画像参照)。
シンプルな白熱電球、一般電球、特殊なハロゲンランプなどのフィラメントには、寸法安定性の高いタングステン線が必要です。そのために開発されたのが、NS(ノンサグ)タングステン線です。耐クリープ性が高いのが特徴で、寿命、光の収量、信頼性、機械的堅牢性などの厳しい要求を満たしています。
99.95%以上の高純度素材による再現性の高いプロセス
低スプリットレベル:自動車用グレード(欠陥ゼロ)
お客様固有の機械的特性
さまざまなカリウムドーピングレベルが可能
豊富な直径の選択肢
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W-NS線は、AKSドープ(AKS=アルミニウム‐カリウムシリケート)です。公称含有量65μg/gのカリウムと特殊な熱機械的プロセスにより、細長い歯付きの積層型の微細構造を実現しています。厚さ0.24mmのW-NSワイヤーの再結晶温度は、2,100℃から始まり、2,300℃で100%に達します。そのため、寸法安定性が高く、特に延性と耐高温クリープ性に優れています(左下画像参照)。
再現性のある制御可能なプロセスのための完璧な前提条件である99.95%以上の純度を保証します。また、ワイヤーは非常に狭い直径公差で製造されており、一貫した機械的特性と定義された「スプリットレベル」を保証しています。これは、半径方向のクラックの頻度、形状、長さ、深さに基づいており、渦電流試験によって決定されます。製造時の絞り工程と熱処理は、優れた耐高温クリープ性を実現し、最も厳しい要求を満たすように設計されています。
弊社のW-NS細線は、直径12μmから300μm、直径公差±1%で提供しています。W-NS細線は、黒、洗浄、電解研磨された表面、整列処理、アニール処理が可能です。
弊社のリドローワイヤーは、直径800~1,300µmで、表面にグラファイト処理(黒)を施したものを、自立するリングで提供しています。弊社のリドローワイヤーの品質は、お客様の具体的な描画プロセスとアプリケーションに応じて定義します。